齒痕舌

漢方の診察

東洋医学が診る「齒痕舌」と体のサイン

- 齒痕舌とは?-# 齒痕舌とは?健康な舌は、淡い紅色をしていて、表面はなめらかでつやがあります。また、弾力があり、舌を出しても縮んだり、歯の跡がついたりすることはありません。しかし、体内の水分バランスが崩れたり、胃腸などの消化器系が弱ったりすると、舌はむくんで柔らかくなり、歯の跡がつきやすくなります。これが「齒痕舌」と呼ばれる状態です。齒痕舌は、舌の両脇に歯の跡がくっきりと残るのが特徴です。まるで、歯で舌を強く押さえつけた後のように見えることもあります。これは、むくんだ舌が歯に圧迫されることで、歯形がくっきりついてしまうために起こります。東洋医学では、齒痕舌は「気虚」や「水毒」の状態を反映していると考えられています。「気虚」とは、生命エネルギーである「気」が不足している状態を指し、「水毒」とは、体内に余分な水分が溜まっている状態を指します。これらの状態になると、体内の水分の代謝が滞り、舌がむくみやすくなるのです。齒痕舌は、それ自体が病気ではありませんが、放置すると、口内炎や味覚障害、口臭などの原因になることもあります。また、齒痕舌は、 underlying disease のサインである可能性もあります。そのため、齒痕舌が気になる場合は、自己判断せずに、医療機関を受診することをおすすめします。