体質 東洋医学における「内燥」:原因と症状
- 内燥とは-# 内燥とは東洋医学では、人間の体は「気」「血」「津液」と呼ばれる要素がバランスを保つことで健康が維持されていると考えられています。 これらの要素は、それぞれが独自の役割を担いながら、相互に影響し合いながら身体を支えています。「気」は生命エネルギーの源であり、身体を温めたり、活動力を与えたりする働きがあります。「血」は栄養を運び、身体組織を潤す役割を担います。そして「津液」は、唾液や涙、汗などの体液の総称であり、身体を潤し、滑らかに保つ役割を担っています。これらの要素のうち、特に「津液」が不足した状態を「内燥」と呼びます。「津液」は、呼吸や発汗、排泄などによって体外に排出されるため、加齢やストレス、不規則な生活、乾燥した環境などが原因で不足しやすくなります。内燥の状態になると、肌や喉の乾燥、便秘、空咳、不眠、イライラなどの症状が現れます。 これは、身体を潤す「津液」が不足することで、様々な機能が低下するためと考えられています。東洋医学では、内燥の改善には、「津液」を補う食材を積極的に摂ること、生活習慣を見直して「津液」の消費を抑えること、そして「気」や「血」の巡りを良くすることが大切だとされています。
