KwonDo-won

鍼灸

鍼灸治療の新潮流:八体質鍼とは?

- 八体質鍼の基礎知識八体質鍼は、韓国の鍼灸師であるクォン・ドウォン先生が生み出した、比較的新しい鍼治療の一つの流派です。この治療法の最大の特徴は、人の体質を大きく八つに分類する「八体質」という考え方に基づいている点にあります。では、八体質とは一体どのようなものでしょうか?八体質とは、人が生まれつき持っている体質を、肺、大腸、脾臓、胃、膵臓、心臓、腎臓、肝臓の八つの臓器の働きが、それぞれ強いのか弱いのかによって分類する考え方です。これらの臓器は、東洋医学では単なる体の器官ではなく、気・血・津液といった生命エネルギーを生み出し、全身を巡らせる重要な役割を担っているとされています。八体質鍼では、患者一人ひとりの体質を、脈診や腹診、問診などを通して見極め、その人に合った経穴(ツボ)を選び、鍼やお灸で刺激を与えることで、体のバランスを整え、病気の治療や健康増進を目指します。従来の鍼灸治療と比べて、体質という個人差に焦点を当てている点が、八体質鍼の大きな特徴と言えるでしょう。そのため、体質に合致した適切な治療を受けることで、より高い効果が期待できるとされています。