女性の悩み 東洋医学が考える「崩漏」の原因と治療
- 崩漏とは崩漏とは、本来月経があるべき期間以外に起こる、多量の出血やだらだらと続く出血を指す言葉です。西洋医学では不正子宮出血と呼ばれるものにあたり、月経の周期や出血量に異常をきたしている状態を指します。東洋医学では、この崩漏は体のバランスが崩れた結果として捉えられ、その原因は様々です。-# 崩漏の原因東洋医学では、崩漏は主に腎・肝・脾の働きが乱れることで起こると考えられています。* -腎の働きが乱れる場合- 年齢を重ねることで腎の働きが衰えると、月経を司る「天癸(てんき)」という物質が不足し、月経周期が乱れたり、出血量が減ったりすることがあります。また、過労やストレス、冷えなども腎に負担をかけ、崩漏の原因となります。* -肝の働きが乱れる場合- ストレスやイライラなどが原因で肝の働きが乱れると、「気」の流れが滞り、月経周期や出血量に影響が出ることがあります。また、血の巡りが悪くなり、月経痛や月経前の不快な症状などを引き起こすこともあります。* -脾の働きが乱れる場合- 不規則な食生活や冷たい食べ物、生ものの食べ過ぎなどは脾の働きを弱めます。脾は「気」と「血」を作る働きを担っているため、脾虚になると「気」と「血」が不足し、月経が遅れたり、出血量が減ったり、色が薄くなったりすることがあります。-# 崩漏の治療崩漏の治療は、根本的な体質改善を目指します。東洋医学では、一人ひとりの体質や症状に合わせて、漢方薬や鍼灸治療などを組み合わせることで、崩漏の改善を目指します。
