鍼灸 東洋医学の基礎:十四経絡
- 経絡とは何か東洋医学では、人間の体には「気」と呼ばれる生命エネルギーが流れていると考えられています。この「気」は、目には見えませんが、体の隅々まで行き渡り、健康を維持するために欠かせないものです。「経絡」は、この「気」の通り道とされています。体中に張り巡らされた網目状の経絡は、まるで川が水を運ぶように、「気」を体の各所に送り届ける役割を担っています。経絡は、全身を巡る主要な幹線となる「経脈」と、そこから枝分かれして体の隅々まで繋がる「絡脈」に分けられます。「経脈」は、主に体の深部を流れ、臓腑と密接に関係しています。そのため、それぞれの経脈は、特定の臓腑と対応しており、その臓腑の機能に影響を与えると考えられています。一方、「絡脈」は、「経脈」からさらに細かく分岐し、皮膚や筋肉など、体の表面に近い部分を流れています。このように、経絡は「気」の通り道として、全身に「気」を巡らせ、臓腑と体の各部を結びつける重要な役割を担っています。東洋医学では、この経絡の働きを活かし、ツボを刺激することで「気」の流れを整え、健康を維持すると考えられています。
