その他 東洋医学が考える涙目の原因「漏睛」
- 東洋医学における涙目の捉え方東洋医学では、身体は、単なる物質的な集合体ではなく、目には見えない「気」や「血」といった生命エネルギーが循環し、心と身体が密接に関係し合っていると捉えます。そのため、身体に現れる症状は、表面的な現象として捉えるのではなく、身体の内側の状態を反映した重要なサインと考えます。涙目も例外ではなく、目の病気というよりも、身体の内部、特に五臓六腑の働きと密接な関わりがあるとされます。例えば、東洋医学では、怒りや frustration といった感情は肝の働きと関連付けられます。肝の働きが滞ると、気の流れが乱れ、その結果として涙目や目の充血といった症状が現れると考えられています。また、悲しみや憂いは肺の働きに影響を与えるとされ、肺の機能が低下すると、体内の水分の代謝が滞り、涙目や鼻水が出やすくなると考えられています。このように、東洋医学では、涙目を通して、身体全体のバランスの乱れを読み解こうとします。そして、その根本的な原因を探り、食事療法や鍼灸治療、漢方薬などを用いて、身体のバランスを整え、自然治癒力を高めることを目指します。
