漢方の診察 顔の歪みに潜む病:口眼喎斜とは?
- 顔の片側だけに起こる異変朝、鏡を見たら、いつもと顔が違う…?そんな経験はありませんか?顔が左右非対称になっていたり、表情がぎこちなかったり。実は、顔の片側だけに起こる異変は、身体からのサインかもしれません。「口眼喎斜(こうがんわしゃ)」という言葉を耳にしたことはありますか?これは、顔面の筋肉が麻痺し、顔の片側に歪みが生じる病気です。ある日突然、顔の半分が思い通りに動かせなくなったり、笑顔を作ろうとしても、うまく表情が作れなくなったりします。鏡を見ると、片方の目尻が下がっていたり、口の端が垂れ下がっていたりして、とても驚くことでしょう。この原因は、顔の筋肉を動かす神経(顔面神経)が、何らかの原因でうまく機能しなくなるためです。顔面神経は、脳から出て、顔の表情筋や涙腺、唾液腺などをコントロールしています。そのため、顔面神経に異常が起きると、顔の動きだけでなく、涙や唾液の分泌にも影響が出ることがあります。
