血液 東洋医学における『瘀血』とは?
- 『瘀血』の定義東洋医学では、健康な状態を保つためには、体内に存在する「気・血・水」と呼ばれる要素が滞りなく巡っていることが重要だと考えられています。そして、このうち「血」の巡りが悪くなり、体内の特定の場所に滞ってしまう状態を『瘀血(おけつ)』と呼びます。西洋医学では、血液検査によって貧血や炎症などを数値として捉えることができますが、『瘀血』はそうした具体的な病名に対応するものではありません。これは、東洋医学独自の考え方に基づいたものです。『瘀血』は、まるで川の流れが滞ってしまうように、体内の様々な場所に影響を及ぼすと考えられています。例えるなら、肩や腰の痛み、冷え性、生理痛、肌のくすみ、精神的なイライラなど、一見すると関係ないように思える症状も、『瘀血』が原因で引き起こされている可能性があります。つまり、『瘀血』は、体からのサインを見逃さずに、根本的な原因を探ることの重要性を示唆していると言えるでしょう。
