自律神経

漢方の診察

半身に汗をかかない?:半身無汗について

- 半身無汗とは?-# 半身無汗とは?半身無汗とは、その名の通り、体の半分だけに汗が出なくなる、あるいは汗の量が極端に減ってしまう症状を指します。 運動などで体が温まり、通常であれば顔や腕だけでなく体全体に汗をかくような状況でも、半身無汗の方は体の半分だけが汗ばみ、もう半分は乾いたままになっていることがあります。例えば、激しい運動の後、顔や腕は汗でびっしょりなのに、胴体部分には全く汗をかいていない、といった状態が挙げられます。 あるいは、体の左右で汗のかき方が異なり、右半身だけ汗ばむ、左半身だけ汗ばむといったケースも考えられます。この症状は、体の機能を調整している自律神経のバランスが乱れることで起こると考えられています。 自律神経は、体温調節や消化、呼吸など、生命活動を維持するために重要な役割を担っており、意識とは関係なく働いています。 この自律神経に何らかの異常が生じることで、汗腺の働きが左右非対称になり、半身無汗の症状が現れると考えられています。
漢方の診察

東洋医学が考える「多汗症」の原因と対策

- 多汗症とは-# 多汗症とは多汗症とは、気温や運動など、通常であれば発汗を促す要因がない状況下でも、過剰な量の汗をかいてしまう状態を指します。誰でも緊張したり、運動したりすれば汗をかきますが、多汗症の場合、その程度が日常生活に支障をきたすほどである点が異なります。 例えば、人と話す際や食事中に過剰に汗をかいてしまい、それが原因で人と会うことや外食を避けるようになることがあります。また、書類を書いている際に手が滑ってしまったり、衣服の汗染みが気になってしまうなど、仕事や学業に集中できないこともあります。このような状況は、精神的なストレスや不安感、さらには自己肯定感の低下にも繋がりかねません。 また、多汗症は自律神経の乱れと密接な関係があり、放置すると他の自律神経症状を引き起こす可能性もあります。
女性の悩み

更年期? 突然の熱さは『潮熱』かも

- 潮熱とは-# 潮熱とは潮熱とは、まるで海の潮が満ち引きするように、特定の時間帯になると体温が急激に上昇と下降を繰り返す体の状態を指します。この体温の変化は、まるで体の中に熱い波が押し寄せてくるような感覚を引き起こし、同時に顔や首、頭などに強い熱を感じます。潮熱の特徴は、体温の上昇と下降が1日のうちでほぼ決まった時間帯に起こることです。多くは夕方から夜にかけて起こりやすく、その時間帯になるとまるで火照ったように感じ、大量の汗をかくこともあります。また、体温の変化に伴い、動悸や息切れ、めまい、倦怠感などが現れることもあります。このような症状は日常生活にも影響を及ぼし、睡眠不足や疲労感の原因となることもあります。潮熱は、更年期障害の代表的な症状の一つとして知られていますが、更年期以外にも、自律神経の乱れやストレス、甲状腺機能の異常、感染症など、様々な要因によって引き起こされる可能性があります。そのため、もしも潮熱のような症状が続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な検査を受けるようにしましょう。