漢方の診察

顔の印象を決める?鼻茎について解説

- 鼻茎とは-# 鼻茎とは顔の中央に位置する鼻。その中でも、特に高く隆起した部分を指して「鼻茎」と呼びます。医学用語では「鼻背(びはい)」と言い、西洋医学でも“dorsum nasi”と、その形状を背中に例えた名称で呼ばれています。鼻茎は、鼻の根元から先端に向かって緩やかに伸び、顔全体に立体感を与えるとともに、横顔のシルエットを決定づける重要なパーツです。また、「鼻筋」と呼ばれることも多く、顔の印象を大きく左右する要素の一つと言えるでしょう。鼻茎の形は、生まれ持った骨格や軟骨の構造によって一人ひとり異なり、その違いがそれぞれ個性となっています。高い鼻、低い鼻、細い鼻、丸い鼻など、多様な表現がされますが、これらは全て鼻茎の形の違いによって生まれているのです。鼻の機能としては、外部から空気を取り込む入り口としての役割を担っていますが、鼻茎は、その入り口部分を支え、形作るという重要な役割を担っています。また、鼻孔の向きや大きさを決定づける役割も担っており、呼吸のしやすさにも影響を与えているのです。
ツボ

東洋医学における淚堂

- 淚堂とは-# 淚堂とは淚堂とは、東洋医学において、目の内側の角にある涙の出る部分を指す言葉です。 そこは、ただ涙が出る場所としてだけ捉えられているのではなく、体の状態を映し出す大切な場所と考えられています。 東洋医学では、顔の様々な部分と体の内側の状態は深く繋がっていると考えられており、淚堂もその例外ではありません。特に、「肝」との関わりが深いと考えられており、淚堂の状態を見ることで、「肝」の健康状態を推測することができるとされています。例えば、淚堂が赤く腫れている場合は、「肝」に熱がこもっているサインだと考えられています。また、淚堂が乾燥している場合は、「肝」の働きが弱っているサイン、逆に、涙が多い場合は、「肝」が疲れているサインだと考えられています。このように、東洋医学では、淚堂は体の内側の状態を反映する鏡のような存在だと考えられています。普段何気なく見ている淚堂ですが、その状態を注意深く観察することで、自身の健康状態を知る手がかりになるかもしれません。
ツボ

東洋医学における小眥:その位置と意味

- 小眥ってどんなところ?小眥とは、目の内側、鼻側に位置する部分を指します。 目頭とも呼ばれるこの部分は、東洋医学では体の状態を映し出す鏡と考えられており、健康状態を判断する上で重要な手がかりとなります。西洋医学では「内眼角」と呼ばれるこの部分は、英語では「lesser canthus」と表現されます。一方、東洋医学では、小眥は単なる目の構造の一部としてではなく、全身の気血、つまり生命エネルギーと血液の流れと深く関係していると考えられています。東洋医学の診察では、顔の様々な部位を観察することで体の状態を総合的に判断します。顔の中でも、特に目元は重要な情報源であり、小眥の色つやや潤い、腫れや窪みなどを細かく観察することで、肝臓や消化器などの内臓の働きや、体全体のバランスを知ることができます。例えば、小眥が赤く充血している場合は、肝臓の機能低下やストレスが考えられます。また、小眥が乾燥している場合は、体の水分不足や血行不良の可能性があります。このように、小眥の状態を観察することで、自らの体の声を聞き、未病の段階で生活習慣を見直すきっかけを得ることができるのです。
ツボ

東洋医学における「大眥」:その場所と意味

- はじめにと題して東洋医学では、人間は自然の一部であり、体内にも自然の摂理と同じ法則が働いていると考えられています。山や川、太陽や月など、自然界のあらゆるものが体内にも対応しており、それぞれが密接に影響し合っているという考え方です。身体は単なる物質ではなく、自然の縮図ともいえる存在なのです。そのため、身体の各部位は単なる器官としてではなく、より深い意味を持つと考えられています。例えば、心臓は血液を循環させるという役割だけでなく、感情や精神活動の中心とも考えられています。今回ご紹介する「大眥」も、東洋医学では単なる目尻の一点ではなく、身体と心の状態を反映する重要なポイントとして捉えられています。その奥深い意味を探っていくことは、私たち自身の心と身体への理解を深めることにも繋がるでしょう。
その他

東洋医学における眉稜骨

- はじめに皆さま、東洋医学の世界へようこそ。今回は、顔の中でも特に興味深い部位、眉の上にある骨である眉稜骨について探求していきます。西洋医学では、眉稜骨は眼窩上縁の一部であり、額の保護や眼球の支えとしての役割を担う骨格の一部として認識されています。しかしながら、東洋医学では、眉稜骨は単なる骨格の一部としてではなく、体の状態や心の動きを映し出す鏡と考えられています。東洋医学では、人の顔には体の各部位と密接に関係する「経絡」と呼ばれるエネルギーの通り道や「ツボ」と呼ばれる経穴が存在すると考えられており、顔色や皮膚の状態、しわなどから、体の不調や心の状態を読み解く「観相」という技術も古くから伝わっています。眉稜骨は、この観相においても重要な部位とされており、その形や色、光沢などから、その人の性格や体質、健康状態などを推察することができます。次の章から、具体的な眉稜骨の見方や、そこからわかることについて、詳しく解説していきます。