その他 小児の喉の奥にできる石蛾とは?
- 石蛾とは石蛾は、東洋医学で用いられる言葉で、主に乳幼児から小学生くらいまでの子供に見られる、喉の奥にある口蓋扁桃が大きくなる状態を指します。西洋医学では、扁桃肥大と診断されることが多いですが、石蛾は炎症を伴わないことが特徴です。喉の奥、左右両側に位置する口蓋扁桃は、通常は柔らかいのですが、石蛾になると硬く大きくなってしまいます。口蓋扁桃は、鼻や口から侵入してくる細菌やウイルスから体を守る、免疫機能において重要な役割を担っています。幼い頃は、この免疫機能が未発達なため、口蓋扁桃が活発に働きます。その結果、口蓋扁桃が大きくなりやすく、石蛾の状態になると考えられています。石蛾になると、大きくなった口蓋扁桃が、空気の通り道である気道を狭くしてしまいます。そのため、いびきをかきやすくなったり、睡眠時無呼吸症候群のリスクを高めることがあります。また、鼻詰まりや呼吸困難、集中力の低下、食欲不振などを引き起こすこともあります。さらに、中耳炎を繰り返したり、発音が不明瞭になることもあります。石蛾は、成長とともに自然に改善していくことが多いですが、症状が重い場合は、漢方薬を用いた治療が行われます。石蛾は、子供の健康状態や発達に影響を与える可能性もあるため、気になる症状がある場合は、早めに専門医に相談することが大切です。
