虚弱体質 小児の疳症:肝疳とその特徴
- 疳症とは-# 疳症とは疳症は、主に乳幼児期にみられる病気で、食欲不振や体重減少、不機嫌といった症状が特徴です。現代医学では、栄養状態の悪化や消化不良などが原因で起こるとされていますが、東洋医学では異なる視点からこの病気を捉えています。東洋医学では、子供は大人に比べて心身ともに未熟な存在だと考えられています。そのため、周囲の環境や感情の変化などの外的要因に影響を受けやすく、心身のバランスを崩しやすい状態です。特に、食べ物を消化吸収し、全身に栄養を届ける「脾胃」の機能が未発達なため、栄養を十分に吸収できず、疳症を引き起こすと考えられています。具体的には、偏った食事や過食、冷たい食べ物や飲み物の摂り過ぎ、甘いものの食べ過ぎなどが脾胃に負担をかけ、その機能を低下させてしまいます。また、ストレスや睡眠不足、過労なども、気の流れを滞らせ、脾胃の働きを弱める要因となります。疳症は、単なる栄養不足ではなく、子供の未熟な心身と、生活習慣や周囲の環境が密接に関係している病気といえます。東洋医学では、子供の体質や症状、生活習慣などを詳しく把握した上で、食事療法や生活習慣の改善、漢方薬の処方など、心身全体のバランスを整える治療を行います。
